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★今日の占い、今週の運勢、今月の運勢は?(四柱推命占い)スピリチュアル相談コーナー
■「夢告のおかげで救われました!」 |
みんなのなやみ
悩み相談です |
中高生の悩み相談です。
自分自身のこと、学校、家庭、異性、将来のこと、
ひとつひとつの悩みに本気で回答しています。
悩みに本気で向き合うのは
とてもエネルギーのいることだと思います。
適当にごまかしたり、理想だけだったり、
無理に解決しようとしたり、
そういう大人も多いのではないでしょうか。
重松さんは悩みに本気で向き合って、
真剣に回答してくれています。
誠実な対応です |
重松さんの対応がとても丁寧で誠実。
いわゆる悩み相談の王道的回答な気がします。
即効性はないかもしれないけれど受け止められた感じはするのではないでしょうか。
子どもの悩み相談に対しては誠実な対応ほど難しいと思っています。
見下して無下に却下するおとなが大半ですからね。
「教員になるような人は学校時代にいい思いしか持っていなくて、学校が嫌だと思っている子どもの気持ちに対応できないだろう」という考えが本文にありますが、これは個人的に面白かったですね。
なんで教師になる人間がいるのかと常々疑問に思ってきましたが、そうか、学校時代が楽しかったからなのか。
でもその思いを持ってしまったら、確実に一部の生徒の心はわからないでしょうね。
そういった教員への反抗的な意見を持った悩みもあって、指摘の鋭さに思わずにやけてしまいました。
中高生は物事の見方がとても素直で、純粋で、だから悩むのでしょう。
みんなでいろいろ考えよう。 |
現代っ子らしい悩みを素直にぶつける相談者に対し、重松さんはじっくりと真摯な態度で回答してくれます。毅然としているときもあれば、重松さん自身も迷っていたり。誠実な回答に、相談者たちもきっと、納得はしなくても大人の尊大さを感じるのではないでしょうか。
同じ悩みを持っている若者だけでなく、親や教師など若者に接する大人たちにも読んで参考にして欲しい。自分なりの考えを持ちながら。
だけど、何も悩まず成長した、かつて「優等生」だった大人たちにもぜひ読んで欲しい。そして今からでも悩み直して欲しいと思いました。
重松さんみたいな大人がもっとたくさんいて、身近で相談できたらいいな。
有益。 |
著者の小説を新聞連載で読んだ時は「ださっ!」と酷評してたけど、これを読んで「雰囲気はつかめてなくても何が問題か知ってりゃいいじゃん」と思い直しました。
少食の子が居残りで給食を食べさせられることについて、「食べさせられるというのは家畜と同じ扱いです」とおっしゃっています。
ある少女の殺人事件について「一番悪いのはネットでも時代でもなく、判断した本人」みたいなことも。
まあムチャクチャな生育歴とかたぶんあって、そこはお上を動かさないといけないんだろうけれども。
きちんと子供の悪意、大人の甘さ、勘違い厳しさ、自分で吟味した上で書かれておられる。
思春期に最適! |
図書館で借りて読んだのですが、手元においておきたくて購入しました。
子どもを持つ親が読んで、是非子どもの気持ちを感じてほしい。この本は「ああ、私もそうだった。こんな風に悩んでいた。」と思えます。悩む事は今も昔もかわらない。昔、悩んでいて今だ残っている傷も癒えました。また、みんなの悩みにも共感できる事が多いです。今となれば笑えることでも、その当時は一大事!!この世の終わりくらいに思うこともあった。そんなみんなの悩みに、きちんとみんなの気持ちに沿って考えアドバイスをしてくれる重松清さんの文章はさすがです。柔らかく胸に染み入ります。「自分の子どもが悩んでいたときこんなふうにアドバイスしてやりたい。」そんなふうに思います。悩んでいる人や、子どもに関わる人に是非、読んでもらいたい一冊です。