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■「夢告のおかげで救われました!」 |
数の原理で読むタロットカード
咀嚼力が必要 |
本書は解説書というよりは著者の世界観をタロットに仮託して表現したものであり、実験的性格が強い。そのため他の著作等を通じて松村氏の思考法に多少なりとも馴染んでいる人以外はいささか面食らうかもしれない。
体系的な知識の習得には適さないものの、元々言語化しづらい領域に関する著者の経験的知見が凝縮されていると言ってよく、これを発想源として何かを得ようという人に向いている。
微妙 |
『ユングとタロット』を読みました。その後に、『数の原理で読むタロットカード』を読んだのですが、圧倒的な質の差を感じてしまいました。二桁の数字になると「著者はちゃんとした結論をもっているのか?」という疑問を感じました。著者も『ユングとタロット』を参考文献にあげていますが、この本を読んでいながら、何でこういう内容のタロット本になったかなと・・・。
各カードの解説は、私が読んでいない本からの引用の部分で参考になったところがありましたが、1枚1枚の理解の仕方が私と随分違うところがあって、参考になったというより、疑問に思うところが多々ありました。
最後にある「参考文献」に直接当たって、自分自身で研究されることを望みます。まさか、グルジェフの理論がでてくるとは・・・。ドーリル博士の「エメラルド・タブレット」?? ドーリルさんしか読めなかったエメラルド・タブレット・・・信じているのでしょうか? タロットと全く接点がないものに、参考理論として引用するにしても、強引な印象を受けました。
『ユングとタロット』は金額の高い本ですが、「数の原理」についてもしっかり言及していますから、こちらを研究されることをおすすめします。
独特の世界観にもとづくタロット解釈の本 |
本書はタイトル通り、数の原理でタロットを解釈するというもので、まだ日本語で読めるタロットの本の中では、このようなアプローチは少ないので興味深く読みました。独特の世界観を持っている著者ならではの一冊というところでしょう。
ただ個人的には、二桁の数字のカードの解釈になると、ややこじつけっぽい感じがするところもなきにしもあらず……。とはいえ、数秘術とタロットを結びつけたいという人には、この本に書かれている解釈をベースに、更なる理論構築をする材料になるのかも。
占い好きには嬉しい。…けど難しい。 |
タロット、占星術、カバラが好きな人にはうってつけの書だが、少々、参考に引いてくる文献が広くてわかりにくい部分があった。セフィロトの樹のイラストの辺りに枝折りを挟んで、何度もそこを読み返しながら、その先を読み進むといったふう。装丁からしてお手軽に読めそうな感じがしたのだが、なかなか手応えのある書。これを読み解く為に、更に他の書に手を伸ばしたくなった。
適度に引いた態度で、しかし深く踏み込む |
著者は、オカルトなるモノに対して、拒絶でも礼賛でもない位置から、しかし、オカルトファン以上に深く踏み込んで行く。
深く踏み込みながらも冷静な観察眼を保ち続けるそのスタンスに共鳴します。
発想力が広がるネタ満載の本としても読む事が出来ます。単なる占法や、カードの解釈本に飽き飽きしている方には特にオススメ。
占いにどっぷりでなく、占いの世界から何か発想を得たい人にもオススメです。