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■「夢告のおかげで救われました!」 |
ユングとタロット―元型の旅
気に入ってます |
かなり厚い本で、すらすら読むには、
ある程度ユング心理学の知識が必要かと
思われる。
それでも、興味がある人や、
タロットに深くかかわっていきたい人は
読んでみる価値大いにあります。
カードを深いところから、読み解いているので、
占いが当たる当たらないといった単純なところでの
判断ではなく、魂の働きを映し出すカードといった
意味合いでリーディングできるようになると思う。
最高のタロット・テキスト |
ユングは、研究対象としてタロットに多大のエネルギーを注ぎました。生涯で一番エネルギーを注いだのではと、それくらい。著者の写真としてサリー ニコルズとユングが並んで立っている写真が使われています。ユングのタロット研究を心理学的に「進めた」著者の自信作であろうと思われます。
なにぶん大著なのと高価であるのと、内容が濃いので、ちょっと占いの参考に程度だと持て余す本ですが、プロを目指す方や心理学を学んでいる方、心理学が好きな方には、素晴らしいテキストになることは疑う余地なしと思われます。
また、フレンチ・メソッドという解釈法があり、大アルカナ22枚をTとXI(11)というように二段に並べ、小アルカナ56枚を大アルカナになぞらえて読むという方法なのですが、その方法論だとこの本がとても重要になると思います。
ユングの元型の見取り図として |
タロットのイメージを、構造化された象徴の集まりとして用いてユング心理学の考え方を語った良著である。
ユングの元型という考え方はなかなかわかりにくいものであるが、本著はその見取り図として元型全体をとらえやすくしてくれる。
また、所々にユングの考え方をわかりやすく引用や解説しており、自分の人生にユングの考えを生かす助けになるだろう。
また、読みやすい翻訳であるが、ある程度ユング心理学になじんだ上で読むと一層本著を楽しめると思う。
タロット本?それともユング本? |
ユングの「元型」という考え方をベースに、タロットの大アルカナを解釈しています。とはいえ、タロットの本というよりも、どちらかというと、ユング派の人がタロットを題材として本を書きました、というような内容です。なので、ユング心理学の大好きな人にはオススメの本です。
ただし翻訳のせいなのか、個人的には読みずらい箇所も多々ありました。分厚いし、値段も高いので、ふつうのタロット・ファン向けというよりも、ユング・マニア向けかもしれません。
タロット本?それともユング本? |
ユングの「元型」という考え方をベースに、タロットの大アルカナを解釈しています。とはいえ、タロットの本というよりも、どちらかというと、ユング派の人がタロットを題材として本を書きました、というような内容です。なので、ユング心理学の大好きな人にはオススメの本です。
ただし翻訳のせいなのか、個人的には読みずらい箇所も多々ありました。分厚いし、値段も高いので、ふつうのタロット・ファン向けというよりも、ユング・マニア向けかもしれません。